木ノ葉隠れの里のうずまきナルトは12歳。
今日もイタズラで里の人々を困らせる!
忍術学校の卒業試験を控えたある日。
忍術の成績が悪いナルトは、強力な忍術を手に入れるべく、里の禁術の書を持ち出してしまう。
里の全員が目の色を変えてナルトを探す中、ナルトをだまして禁術の書を手に入れようとした教師・ミズキが里の秘密を暴露する。
それは―――
12年前、木ノ葉の里を襲い、壊滅寸前にまで追いやった九尾の妖狐。
木ノ葉の里の長・四代目火影が命と引き換えに行った封印術によって、妖狐はなんとナルトの中に封印されていた。
以来、両親がなく、里のものの冷たい視線の中で育ったナルト。
そうだよなぁ・・・ナルト・・・
さみしかったんだよなぁ・・・
苦しかったんだよなぁ・・・
ごめんなァ・・・ナルト
オレがもっとしっかりしてりゃ こんな思いさせずにすんだのによ
そんなナルトのピンチを助けに来た教師・イルカは、身を挺してナルトを助けるのだった。
自身の重大な秘密を知り、混乱し苦しむナルト。
しかしミズキに襲われたイルカの危機を察知し、舞い戻ってくる!
・・・イルカ先生に手ェ出すな・・・
殺すぞ・・・
そして覚えた禁術・影分身の術を繰り広げる!!
師の危機と自身の秘密を乗り越え、ナルトはついに忍術学校を卒業できたのだった。
木ノ葉隠れの里の忍者、うずまきナルトの物語が始まる!!
ワンパクな主人公ナルトが繰り広げるドタバタ忍者ストーリー。
コミカルな展開の中に横たわる、人と人とのつながりと静かな感動。
笑いたいとき、元気を出したいとき、そしてじっくり読みたいとき、思わず手に取る1冊です。
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⇒ magazinn55 (12/31)