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機動戦士ガンダムUC (2) ユニコーンの日(下)
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本来、そうあるべきだった未来を取り戻す力がある
ビスト財団当主・カーディアス・ビストが、『袖付き』のジンネマンに向かって静かに語る。
100年の呪縛『ラプラスの箱』は、中身が秘匿されたままその効果のみが語られ、ビスト財団から『袖付き』へと受け渡されようとしていた。

その取引の場、スペースコロニー・インダストリアル7へ、連邦軍ネェル・アーガマ隊が来襲する!
その背後にあるのは、この機に『ラプラスの箱』を奪取しようと目論む、ある組織の思惑だった。

白いモビルスーツとエメラルド色の瞳。
非日常を垣間見ながらオードリーと別れてしまった主人公・バナージは、再び日常へと埋没していく。
だがそこは、かつての日常がさらに『ずれている』と感じられる場所でしかなかった。
友人・タクヤの「大人の発言」を聞きつつも、そこに感じてしまう自分との壁。

そこに偶発的に生じてしまう『袖付き』と連邦軍の戦端。
それは、コロニー内部へと戦火を広げていくのだった。

初めて目の当たりにするモビルスーツ戦。
それがコロニー内部で繰り広げられ、自分たちに戦禍が及ぶとしったバナージは、オードリーの下に駆けつけることを決意する。

激突する『袖付き』と連邦軍。
それによって取引が決裂するビスト財団と『袖付き』。
さらに、連邦軍をも出しぬき、カーディアス・ビストの前に立ちはだかるアルベルト。
複雑な勢力図をよそに、バナージは踏み込んだ格納庫で白いモビルスーツと邂逅するのだった・・・

自らの思惑が外れ、アルベルトの銃弾を受けつつ、ユニコーンを封印するために格納庫へ急ぐカーディアス・ビスト。
そこで巡り合わせる母親似の整った面立ちに、頑固そうな焦げ茶色の瞳。
なら、こいつを持っていけ
死期を間際にしたカーディアスは、万感の思いでユニコーンをバナージに託すのだった。

偶然開いた戦端は拡大へ。
その渦中、『袖付き』のサイコミュ搭載型重モビルスーツ・クシャトリヤに圧倒される連邦軍のリディ・マーセナスは、殺気にもにた気配を感じる。
目覚めてしまう
何が、という主語を欠いたまま戦慄する戦場に、それは現れた。

白亜の機体。
額には特徴的な一本角。
そしてその敵意をクシャトリヤに向けたとき、機体に大きな変化が起こるのだった。

ユニコーン・・・ガンダム
かつて故国・ジオンを恐怖に陥れた機体の名をつぶやき、オードリーが立ち尽くす。
操るバナージの前に明滅するNT-Dの文字。
そして、
この《クシャトリヤ》が力負けをしている・・・!?
その機体性能に驚愕するクシャトリヤのパイロット・マリーダ。

『ラプラスの箱』の鍵が、今目覚めたのだった。


呪縛への謎と複雑な勢力図、運命の出会い、父と子の関係、歴史的背景、そして凝らされたモビルスーツデザイン。
全ての『ガンダム』的要素が盛り込まれた物語の中で、ついに『ガンダム』が動き出す。
謎めいた『La+』の文字と共に綴られる『ラプラスの箱』の呪縛。
第1話、完結!

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