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アイシールド21 (2) (ジャンプ・コミックス)
評価:
稲垣 理一郎,村田 雄介
集英社
¥ 410
(2003-03-04)
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ぶっころす! Yeah!
対するは最大の敵!

日本史上最強のラインバッカー!

初めての試合を終えて間もない主人公セナは、すぐさま最大のライバル擁する私立王城高校との激戦に身を投じることとなる。

続けたいんだ。アメフト部!

臆病なセナが初めて見せた強い意志。
そして臨む最強校との決戦。

才能の片鱗を垣間見せつつも、経験・技術において圧倒的に足りないセナ。
果たして勝敗は・・・?

徐々に物語が形作られてくる第2巻。

まず示されるのは主人公セナの意思。
ムリヤリ参加させられたアメフトの試合に、自分が変われる可能性を何か感じる。
続けてみたい・・・。

そんなセナの保護者役姉崎まもりは、見たことのないセナの意思表示に戸惑い、そこをヒル魔に誘われてアメフト部のマネージャーに。

徐々に体裁が形作られてくるアメフト部。
そのアメフト部が無謀にも最強校に挑戦。

そして史上最強のラインバッカー進清十郎は、セナの中の秘められた可能性に気付く。

チームメイト、ライバル、そして主人公の可能性と、徐々に広がりを見せ始める物語。
試合前の「ぶっころす!」の掛け声、ヒル魔の「糞(ファッキン)チビ」「糞(ファッキン)デブ」といった特徴ある呼び方、“V.S.”で表される対決図。
このマンガの特徴的な部分が、この第2巻で定着していきます。

巻末に収録されている「超脇役列伝」、各話の間に収録されている「スポーツGoGo!」も、周囲のキャラクター達の個性を演出。
読者をアイシールド21ワールドに引き込んでいきます。

主人公が最後に見せる意思。
第3巻に期待です。

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